13歳少年と36歳女性の不倫、ナタリー・ポートマン×ジュリアン・ムーア競演/映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』予告編

13歳少年と36歳女性の不倫、獄中出産、出所後の結婚。全米を賑わせた実在の“メイ・ディセンバー事件”は、犯罪か。純愛か、それとも――。

『エデンより彼方に』『キャロル』など甘美な世界観と複雑に交錯する人間模様を映し出し多くの映画ファンを虜にしてきたトッド・ヘインズが、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアという豪華オスカー女優を迎え、過去と現在、真実と憶測が混ざり合う心理戦を描き出す。

グレイシーとジョー、ふたりの関係は犯罪だったのか、純愛だったのか、はたまた他に真実があったのか…。次から次へと繰り出される新たな証言、〈当事者〉から湧き上がる意外な本心、そのすべてに意味を見出さずにはいられない〈よそ者〉の目。真相に近づこうとする時、観客の思い込みは粉々に砕け散る。観る者すべてを“抜け出せない万華鏡”に誘う衝撃作がついに幕を開ける。

予告編では、かつて全米のメディアを騒然とさせた一大スキャンダルの片鱗がつまびらかになる。

それは、当時36歳の女性が13歳の少年と不倫の末、獄中で彼との子どもを出産、刑期後に結婚するというにわかには信じがたい衝撃のニュースだった――。そして、親子ほど年の離れたカップルを意味する“メイ・ディセンバー”の事件は、23年の時を経て映画化されることに。そこで、ひとりの映画女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとに現れる。役作りのリサーチのために近づいたエリザベスだったが、次第にその“調査”はエスカレートしていく…。

演じる女と演じられる女。ふたりを体現するナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアというオスカー女優陣の激しい攻防戦が繰り広げられる予感とともに、幼くしてスキャンダルの当事者として世間から好奇の目にさらされ続けたジョーを演じるチャールズ・メルトンの、不安定に移ろう心の機微を掬い上げる繊細な演技を垣間見ることができ、「“見世物”ではなく、これは僕の人生だ」という当事者の叫びに胸が締め付けられる。

【STORY】
全米に衝撃を与えた、実在の“メイ・ディセンバー事件”。当時36歳だった女性グレイシーは、アルバイト先で知り合った13歳の少年と情事におよび実刑となった。少年との子供を獄中で出産し、刑期を終えてふたりは結婚。その後夫婦は平穏な日々を送っていたが、事件の映画化が決定し、女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が、映画のモデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)を訪ねる。彼らと行動を共にし、調査する中で見え隠れする、あの時の真相と、現在の秘められた感情。そこにある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく…。
≪よそ者であるエリザベスの憶測≫と≪当事者の意外な本心≫≪新たな証言≫すべてが絡み合い、観ている貴方の真実もゆらぎ始める。

『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は2024年7月12日公開

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#ナタリーポートマン#ジュリアンムーア#MAYDECEMBER

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