日本バドミントン協会の元職員がおよそ680万円を横領していたことが分かりました。協会はこの事実を公表せず、理事らが私費で補填していました。
日本バドミントン協会・銭谷欽治専務理事:「オリンピック直前であり、選手を守るためにも公表は差し控えようということになりました」
日本バドミントン協会によりますと、元職員は2018年度におよそ680万円を横領しました。
元職員は日本代表合宿の負担金や国際大会での獲得賞金を協会の口座に預けずに私的に流用していたということです。
他の職員が金額の不足に気付き発覚しました。
協会は元職員を刑事告訴せずに諭旨退職とし、不足分を理事らが私費を出し合って補填するなどしたということです。
協会は「東京オリンピック直前であり、代表選手への影響、元職員への社会的立場への配慮」などから公表を控えたということです。
JOC(日本オリンピック委員会)には去年秋、外部から情報が寄せられ、JOCは協会に対し、不祥事を公表するよう指摘していたということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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