バドミントンで初の五輪代表入りを目指す大堀彩(27)が涙で、念願の優勝を勝ち取りました。
2018年以来、国際大会での栄冠から遠ざかっていた大堀。
タイマスターズの女子シングルス決勝は、パリ五輪の出場権を争うタイのスパニダ・カテトンと対戦しました。
第1ゲームは、地元の大声援を受けるカテトンに苦戦。接戦のなか、18-21で奪われます。
一転、第2ゲームの序盤は7点差と、大きくリードを奪う展開。しかし、ミスもあり1点差にまで詰められます。
それでも、多彩なショットで得点を重ね、21-17でこのゲームを逃げ切り、ゲームカウントを1-1とします。
最終第3ゲームでも、大歓声を受けるカテトンと一進一退のなか、コートチェンジ後に大きく突き放し、21-13で勝利。
勝利が決まると、思わずコート上で涙する場面も。
2018年12月以来となる、約5年ぶりの国際大会の優勝を果たしました。
試合後は、海外メディアのインタビューに英語で答えてくれています!
パリ五輪代表選考レースは、2023年5月から2024年の4月28日までの1年に及ぶます。
そのサバイバルレースも残り3か月と終盤戦です。
「ランキングの上位16位以内、並びに、1か国『2』名まで。」これがバドミントンのシングルス種目の五輪出場条件です。
先週時点でのパリ五輪代表選考ランキングでは、
山口茜がランキング4位と日本人最上位につけており、大堀彩は15位と出場圏内。
一方、こちらもケガの影響で五輪レースのスタートが出遅れた奥原希望は、現在19位につけています。 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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