名古屋市の主婦、曽我奈緒美さん48歳。立っているのも大変そうです。
(曽我さん)
「ちょっと壁を触っていますけど…触っていないとグラグラしている感じでバランスがとれないので」
歩く時にも足下がおぼつきません。もうこの状態が1年半続いています。
曽我さんの身体に異変が起きたのは2021年7月。1回目の新型コロナワクチン接種を受けた2週間後でした。
(曽我さん)
「打ってちょうど2週間の14日後に違和感を感じながら家の中でだんだん歩けなくなって、ちょっと息苦しさも出てきたので救急搬送されました」
手足が痺れ、突然歩けなくなってしまった曽我さん。搬送先の病院で告げられた病名は「ギラン・バレー」。免疫が自分の神経を攻撃し手足に力が入りにくくなる、原因不明の病気です。
ギラン・バレー症候群は、インフルエンザワクチンの副反応としても知られ、コロナワクチンでも「重要な基本的注意」として明記されていて、2022年5月までにおよそ200件がその疑いがある副反応として報告されています。
ギラン・バレー症候群は食中毒などで発症するケースもありますが、曽我さんは自分の場合はワクチンが原因だと考えています。
(曽我さん)「当時7月の頭だったので食中毒とかすごく気を付けていて、コロナの感染者が増えていて、手洗いや消毒も徹底していたので、自分の中ではワクチンが原因かなと思っていました」
2023年1月19日放送 CBCテレビ「チャント!」より
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