滝藤賢一、娘の恋バナ質問にタジタジ 子ども想いな父親の顔を見せる 第41回『ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」』発表・授賞式

 俳優の滝藤賢一(45)が第41回『ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」』の芸能部門に選出されたことが7日、発表され、19日の父の日(毎年6月第3日曜日)に先立ち都内で行われた授賞式に出席した。

 滝藤は「一切干渉せず、全て自己責任という両親の子育てを引き継ぎ、3男1女に好きなように生き、楽しく生きよと願い、自らの俳優修業を男の背中で語る姿は、ベスト・ファーザーの理念にふさわしい」との理由で受賞。また同賞のほか、ベストネクタイスト、スマイルひまわり賞も受賞した。

 4人の子を持つ滝藤は「俳優の前に父親ですから、俳優の賞をもらうよりうれしい。ちなみに俳優の賞をもらった事はありません(笑)」と笑いを誘いながらも「子どもたちに父親にしてもらっている。帰ったら家族6人で祝いたい」と受賞を喜んだ。

 子どもが生まれてから役柄が広がったという滝藤。「昔はとにかく周りをライバルだと思って、口を聞かずムスッとしていた。嫌なやつだったんですけど、子どもが出来てから共演者とお話するようになりました。子どもたちが心を豊かにしてくれた」としみじみ

 授賞式後の取材に応じた滝藤は、子どもの反抗期について言及。「反抗期は反抗してほしいと思っている。むしろなんでもハイハイ言う事聞く子よりも、くそじじいくらい言ってほしい」と独自の子育て観を語った。

 また、「(子どもが)芸能界に入るのはいいけど、僕よりも良い俳優いっぱいいるので、僕みたいになるっていうのはいや。ただ大変な職業なのでその辺覚悟して頑張ってといいたい」と芸能界の厳しさも伝えることを明かした。

 同賞は6月第3日曜日の「父の日」を記念し、父親への感謝を“黄色いリボン”で表す行事として1982年から開催。今年は、政治・経済部門に大同生命株式会社代表取締役社長の北原睦郎、学術・文化部門に宇宙飛行士の野口聡一氏、スポーツ部門にサッカー日本代表DFの長友佑都選手、スキー・ノルディック複合の渡部暁斗選手が選ばれた。

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